toohiiのお一人様がいい

1人が好きな男がいろいろと吐露します。

林修さんが仕事について語る 37の講義

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予備校講師であり、タレント活動もしている林修さんの著書を読んでみました。

 

 

「今でしょ」の言葉ですっかり人気者になって、

ご自身のテレビ番組さえも持っていますよね。

ただぼくはあまり彼には興味がなく、テレビ番組も見たことはありませんでした。

 

たまたまテレビをつけたときに彼が出ていて、そのときの話に聞き入ってしまったことから、少し興味を持った次第です。

(テレビやラジオなどの放送というのは、こういう予期せぬ出会いというのがあり、

視聴を続ける理由のひとつです。)

 

林修さんはそのときに「量」の話をしました。

彼は予備校講師ですから、ご専門の大学受験の勉強について話をされていたわけです。

合格するためには必要な勉強量というのはあると。

 

勉強をやっている。やっているのにどうして成績が上がらないのだと悩んでいる受験生の話を聞いてみると、結局は「必要な量」をやっていないことが多いのだそうです。

 

 

 

正しい努力の3要素 

今回手にとった著書にもさっそくそのことが書いてありました。

 

正しい場所で、正しい方向で、

十分な量をなされた努力は報われる

 

お笑い芸人になりたい人が、パスタ屋で働いていても、

自分の目標には近づかない。当たり前の話です。

でも、これと同じ状況を作り出していることってあると思います。

 

やりたいことがあるのに、はじめない状況も同じです。

やりたいことがあるのであれば、その世界に早く飛び込んでしまうことが必要です。

漫然と悩んでいるだけでは目標にはまったく近づきません。

悩むのであれば、場所と方向で悩むべきなのです。

 

それが決まれは、次は量。

学力の低い生徒ほど「こんなに勉強した」という量そのものが少ないそうです。

 

「量をこなすこと」というのは必要なことなのですね。

 

目の前の仕事に向き合う 

やりたくない仕事を全力でやると、

やりたい仕事に近づく

 

予備校講師としてたいへんに優秀らしい林先生ですが、

予備校講師はやりたくもない仕事であるという衝撃の事実が明かされます。

 

実は林先生は東大を卒量後は銀行に入るもののすぐにやめて、起業したり、株取引をしたりしたが、そのどれもが失敗。借金を抱えたそうです。その返済のために塾の講師をして、指導力を評価されて予備校講師になるという経歴だそうです。

 

あくまでも借金返済の手段に過ぎなかった。

でも、それに全力で向き合ってきたからこそ「信用」されて、

その「信用」によって道が開けたわけです。

 

やりたいとか、やりたくないとか、ごちゃごちゃ言う前に、

与えられた仕事をこなすことに力を注いだ方がいい。

 

仕事をこなさなければ、評価されず、自分の立場が悪くなるばかりです。

 

そんな当たり前のことに気づくのに、ぼくはずいぶんと時間をかけてしまいました。

若い方はぼくのような遠回り人生を送らないことを祈るばかりです。

 

 

 ぼくもそう思ってた

飲み会で「昔はこうだった」

という話が出たら即帰る

 

習慣が人生の質を決めます。

悪い習慣を続けていれば質はどんどん劣化していく。

その悪い習慣のひとつが「惰性によるコミュニケーション」。

 

「いつもの店で、いつもの仲間と、いつもの話」

    ↑

      これのことです。

何も得るものがない時間です。

 

前向きな話はまったくなし。

若い人たちの悪口をいって、俺たちのころはこうだったという話。

それが絶対的に正しいわけではないというのに、それを繰り返し話している。

 

ぼくも数年前まではそういう飲み会に参加していました。

あまりにもバカバカしいので行くのをやめました。

 

前向きな話をしたいですよね。

 

古典にあたれ

いろんなことを見聞きしていると

みんな同じようなことをいっているなというのに出会います。

古典にあたれというのもそうですね。

 

林先生は人前で話すことが仕事ですから、惹きつける話芸を身につけるために古典落語の名人芸をよく聞くそうです。

それも何度も何度も。全身でぶつかっていくかのように何度もです。

 

『戦略的思考とは何か』という本を上げ、それを何度も何度も読んでいるそうです。

初めて読んだのが高校生のころだったそうですから、暗記していると言ってもいいそうです。

さっそく購入しました。読んでみることにします。 
 

 

コツなんてない

「勉強のコツを教えて下さい」「必勝法は何ですか?」

こういうことを平気できいてくる生徒はたいていうまくいかないそうです。

 

コツや必勝法でなんとかなるものではないからです。

勉強とは、苦労しながら自分の頭で考え、方法論を築き上げていくものだから。

 

予備校講師でもそのような考え方なのかと驚かされました。

そういうものを教えるのが予備校講師の仕事ではないのかと思っていたからです。

 

そういう姿勢の林先生だからこそ、この本に書かれてあることも

このやり方でやってくださいということではないそうです。

 

提示されているのはあくまでも「考えるヒント」。

 

勉強であれ、仕事であれ、自分自身でいろいろと考え、独自のやり方を作り上げていく過程こそ、本当に意味のあることだからです。

 

思考は習慣であり、訓練です。

 

37の方法が書かれていますが、

考えるきっかけとなるいい本です。

 

 

それにしても・・・。

この本。

林先生の写真が多すぎです。

173ページの本ですが、16枚も写真が載せられています。

帯にも載せられていますので、それを足すと17枚。

 

普段から

「林先生ステキ❤❤❤」

と思っている方がいらっしゃいましたら、

フォトエッセイ集としてもお楽しみいただけます。

 

ぜひ、読んでみてください。

 

 

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 ホイじゃ、また。