本日は本の紹介です。
『ストレスフリー超大全』樺沢紫苑さんの本です。
今回はその中から仕事について書かれた項目です。
ぼくの経験から「これはそうだよね」といえるものをピックアップしますね。
ぼくはこれまでに失敗だけはたくさんしていますので、
「やってはいけない」ことは言い切れます。
職場の人間関係を解決する
すべての職場は人間関係をがよくないものである。
それがスタンダードだと認識しましょう。
職場の人と『仲良くなろう」という意識を捨てましょう。
「仲良くなる」「好かれる・嫌われる」ではなく、
報告・連絡・相談など仕事に必要なコミュニケーションを重視しましょう。
あなたの味方(相談者)を1人だけつくりましょう。
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これはアドバイスを聞く人を1人だけに絞ると言い換えてもいいと思います。
人によって違うアドバイスをされ、どうしていいのかわからないということが起きます。だからこそ、1人だけに絞ってその人のいうことを聞くといい、と有名なラジオパーソナリティの方がいっていました。
仕事で成果を出そう。
コレがいちばん大事なことです。それをせずに職場の人間関係を批判してもしょうがありません。仕事ができないからこそ、信頼が得られないのです。
仕事ができるようになってくると、自分は受け入れられていると感じるようになるものです。
「仕事が楽しくない」を乗り越える方法
守破離を理解しよう。
コレは学びのステージを示す言葉です。
「守」・型を守る。マネる。基本に忠実。その通りにやる。
繰り返し、徹底的に基本を習得する。
「破」・型を破る。創意工夫。他のやり方を学ぶ。
新しい物を取り入れる。
「離」・型を離れる。独自性。新たな型の創造。
独自の境地を拓く。
仕事に当てはめると。
「守」は、仕事の基本。習った仕事を基本通り実行する。
言われたことを言われた通りやる。
「破」は、先輩の上手なやり方をマネる。習った以外のことを勉強する。
新しい仕事、やったことのない難しい仕事に挑戦する。
「離」は、習ったやり方を発展、応用して、自分流のやり方を工夫する。
自分で判断し、自分で決断する。自分から提案したりアイデアを出したりする。
「基本」を学んでいる間はつらいもの。だからこそ、さっさと基本を完全に身につけた方が良いのです。
それができてもいない状態で「つまらない」を理由に転職をしてしまうので、
この「守の基本ループ」を繰り返してしまうことに陥るのです。
ぼくはこれを実際にやってしまいました。無駄な数年間を過ごしたということです。
マネるな危険です。
ただし!!!!
「体を壊す寸前」ならば迷わず止めるべきです。
月に80~100時間に及ぶ残業は「過労死ライン」といわれ、
それを超えると過労死のリスクが極めて高まります。
ブラック企業での違法なサービス残業を半強制的にさせられると、
精神的に疲弊した状態になってしまいます。
そうなると冷静な判断ができなくなり、助けを求めることさえもできなくなってしまいます。
そうなる前にサッサと去りましょう。
ブラック企業で働いていた経験から断言できます。
彼らは暴力的なことをいって脅してくることもありますが、屈することなく去りましょう。
仕事や勉強の集中力を高める方法
「仕事がなかなかはじめられない」「机に向かったものの、勉強がはじめられない」と悩む人は非常に多いらしいですね。
ぼくも学生時代からそうですし、
今でもブログ記事を書こうとして書けないことが多く、進歩していませんね。
対処法は「とにかくはじめてみる」ことです。
簡単なことでいいのではじめてみると5分くらいすると、脳が温まってくる。
「今からやるぞおおおおお」と絶叫するといいらしいのですが、
それをすると職場を追い出されますので止めましょう。
小さい声でいいので
「今から仕事をはじめるぞ」と声に出して宣言するのが効果的だそうです。
コレは心理学の「認知的不協和」を応用したテクニックです。
矛盾する2つの認知が存在する場合、そこに違和感やストレスを感じ、
認知の矛盾を解消したくなる心理のことです。
「今から仕事をはじめるぞ」といった自分と「まだ仕事を始めていない自分」は
矛盾しています。いったことをなしにすることはできないわけですから、仕事をスタートせざるを得なくなるというわけです。
最終手段は「睡眠」しかない。
いろんなことをやってみても、まったく仕事が手につかない。
それはかなりの脳疲労。
脳が疲れるとやる気はどんどん低下します。
もっと悪くなってしまえば「うつ病」です。
まずは、6時間以上の睡眠を確保しましょう。
ここからも「睡眠」の大切さがわかります。
睡眠不足につながるような長時間残業をさせる企業からはサッサと逃げましょう。
守るべきはブラック企業ではありません。
あなたの体です。
他にもこんな項目がありますよ
この記事には書きませんが、他にも以下のような内容が本書には載っています。
どうしても仕事を辞めたいときの対処法
自分の「天職」を見つける方法
「人工知能に仕事を奪われる心配」を乗り越える方法
「仕事が覚えられない」の対処法
「評価されない」「昇進できない」の対処法
本業とは別に「副業」を持つ
「お金の不安」を取り除く方法
とても学びの多い一冊となっておりますので、是非読んでみてください。
ホイじゃ、また。