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おそらくソリタリーのぼくの雑記

マーケット感覚を身につけよう(ちきりんさんの本) 取引される価値 すすむ市場化

今日は以前書いた記事の続きを書きますね。 

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第1章 市場と価値とマーケット感覚

市場とは

そもそもマーケット=市場とは何でしょう。

 

それは、

・不特定多数の買い手(需要者)と不特定多数の売り手(供給者)が、

・お互いのニーズを満たしてくれる相手とマッチングされ、

・価値を交換する場所

であるということです。

 

たとえ物々交換であっても、貨幣を介在がなくても、

不特定多数の売り手と買い手がマッチングされ、なんらかの価値を交換するなら、

それらの場所は、すべて市場と呼ぶことができます。

就職活動も学校選びも婚活も、全て市場だということができます。

 

市場の構造を理解するための要素

①取引される価値

②買い手=需要者(価値を入手する人)

③売り手=供給者(価値を提供する人)

④取引条件(価格など)

市場の動きを理解し、予測・利用するための要素

⑤買い手と売り手が取引する動機

⑥それぞれの要素に起こりうる今後の変化

⑦市場の中で選ばれるための方法

 

と、7つの要素があり、一番大切なのが①の取引される価値を理解することです。

本書でいうところの「マーケット感覚」とは

その市場で取引されている価値が何なのか、感覚的に理解できる能力のことです。

 

価値とは何か

米の市場で取引されているものは何か。

お米ではありません。

それは、「食卓に不可欠な主食である」という価値です。

 

イカはそうではありません。

食卓に不可欠な食材ではありませんから。

いうなれば「おやつとして楽しめる嗜好品」という価値です。

 

車を例にとっても、軽自動車と高級車では買う人が求めている価値は違ってきます。

 

そしてその求められる価値は時代によっても変化する。

 

身の回りの市場を見たときに、そこで取引されている価値は何なのか。

それを理解できる能力が、マーケット感覚です。

 

この世の中にはすばらしい価値を生みながら、マーケットで評価されない商品やサービスがたくさんあります。

人材も同じで、すばらしい資質を持ちながら、市場では評価されない人がいます。

それらに足りないのは「マーケット感覚」です。

 

社会の変化の背景や、時代が求める価値の変遷を理解し、新たに求められる価値を他者に先駆けて投入していく能力は、後天的に学んで身につけることが可能です。

これは天賦の才ではありません。

学び鍛えることができると説いています。

 

第2章 市場化する社会

相対取引から市場取引へ

かつて就職活動は相対取引でした。

企業と求職者が学校の先生や親戚などの、個別のコネクションを通じてマッチングされるものでした。

ところがネットの浸透により、就職活動は相対取引から市場取引へと一気に移行しました。

コネクションがなくても、誰でもどこの企業でも応募が可能です。

 

市場化したのは新卒学生の就職活動だけではありません。

ご存知のとおりアルバイトや派遣社員として働きたい人と仕事を結びつけるサイトもすでに定着しています。

さらにクラウドソーシングなどもずいぶんと前から登場していますよね。

これはもっと細かくプロジェクトごとの市場でのマッチングです。

 

(ちきりんさんはここで、クラウドソーシングを利用するヒントをくれています。

この仕組について特筆すべきは、どんな仕事の需要が多く、どんな分野の供給が少ないかという情報が公開されていること。つまり、「より良い報酬を得るためには、自分はどのようなスキルを身につければいいのか」を市場から学び取ることができるのです。)

 

婚活も市場化

かつて結婚も相対取引の時代がありました。コネクションをつかっての「お見合い」による結婚ですね。ぼくの親世代は完全にそうです。

ですがこれまた今では婚活サイトが存在し、市場化しているわけです。

 

結婚したいのにできない人が増えたのは、取引が市場化したのに、市場における自分の売り方がわからないという人が多いから。

ここでも、市場の仕組みへの理解と適応が重要になっているのです。

           ↑

        マーケット感覚

 

キャリア形成にも不可欠です

時代は変わり、必要とされてくるスキルも変化します。

ぼくたちが学生時代に先生から習得するように薦められた技能は、社会に出てほんの数年で必要がなくなってしまったものもあります。

いい仕事とは先生やお上が決めたものではなく、市場で強く求められるものなのです。

 

自分が勉強している間に、その仕事に対する需要の大きさが変わってしまうかもしれません。

ですから、ひとつの分野にこだわり続けるより、需要が増える分野を見極め、伸びていく分野にすばやく移動することのほうが、有用な場合も多いのです。

 

市場化の進む社会におけるキャリア形成では、市場の動向をイチ速く見極めるためのマーケット感覚と、需給バランスの変化に合わせて自分のスキルや専門性をシフトするための柔軟性や決断力が、何よりも重要になってくるわけです。

 

 

 

まとめ

これで第1章と第2章をやりました。

取引の価値に気づこう。

市場化がすすんでいることを認識し、適応していこう。

ということが書いてありました。

 

記事でまとめたこと、抜粋したことは、ぼくが読んで「大事」と思ったことです。

他の方が読めば、また違うところを「大事」と捉えるかもしれません。

とにかく有益なお話がつまっていますので、是非読んでみてください。

 

 

 ホイじゃ、また。